Particle.

Part of the art of my article sparkles in particle.

いけないよ。SMAPさん。こんなんじゃよくならない。

「日本では『上の者』に逆らうとこうなる」。
って、公共の電波でさらされてしまった。


SMAPという、日本でも有数の金持ち集団(の中の四人)が集まっても、
ジャニーさん(や副社長)という、彼らの「上」についた楯は、
あっけなく、ぶっ壊されてしまった。

まして、私たちみたいなしがないサラリーマンが、
やりたい方向目指して「上」に楯突いたって、うまくいかないにちがいない。
と思わされてしまった。

なんて、なんて夢がないんだろう。
最悪の気分だ。






ちょっと前に、女優のジェニファー・ローレンス
「女優の私が共演の男優よりギャラが少ないのはおかしい」
というような発言をしたときのアメリカの熱狂を思い出す。
ソニーピクチャーズエンターテイメントの苦言とも取れたこの発言だが、
女優仲間だけでなく男優からもジェニファーへの賞賛が相次ぎ、
多くのファンも発言を支持、
ジェニファーは干されるどころか、ご存じの通り「ストレートで飾らない」というイメージも定着し、活躍目覚ましい。






それにひきかえ。


SMAPの四人が独立を決心したのはそれはそれはそれなりの理由があるに違いない。
きっとなんらかの理由ある「苦言」があるはずで、
それはまず、ジェニファーのように言論の自由として「発言」されるべきだ。


今回なにがひどいって、独立の真意がそもそも「発言」されなかっただけでなく、
気持ち悪いくらい表面みんながみんな、その真意を探ろうとも明かそうともせず、
むしろそれを隠すかのように同事務所の仲間たちもファンも「よかった」「安心した」「収束した」みたいな声ばかりメディアに拾われて、
実際のツイッターの「は?は?は?」ってなってる声と全然解離してて、
最初から最後までまるで日本全体に一体感と「筋」が感じられないことだ。



ジェニファーのケースでは、
まるでジャンヌダルクの起こしたムーブメントのごとく世界中をかけまわって、アメリカ中一体となって問題提起されて、
実際に男女同一賃金の動きの活発化に至っているらしい。



私はSMAPのケースが、同じような素晴らしい問題提起になったと思えて仕方ない。
ジェニファーのケースが男優女優の話しにとどまらず男女の格差の話に広がったのと同じように、
ジャニーズ事務所だけでなく、どこの会社にもある「『上』との考え方の不一致」の巧い解決策のお手本を示す絶好の機会だったのに、それどころか
ましてや「夢」を売る芸能界という立場にもかかわらず、
その、真逆をやってしまった。
「日本では『上の者』に逆らうとこうなる」。
騒動ではそんな虚しいやるせなさだけしか、残らなかった。





それもこれも私達ひとりひとりのせいだ。
と私は思う。

“そもそも、権力者は、絶対。
逆らうこといわないのが、美徳
本当のこというやつは、「出る杭」。
「出る杭」に共感する自分は、自粛。
かくして、かくして、かくして、うまくやろうよ。”

いや自分はそうは思わないよって、
日本人のどれくらいの人が胸をはっていえるだろう?
そんな国民相手に「出る杭」になってほしかったなんて、
SMAPに期待すること自体おこがましくはないか。





SMAPさん。
もうこれはあなたたちだけの問題じゃない。
日本を議論できる、変われる国にできるかどうかの瀬戸際。
悩めるサラリーマンたちに鮮やかな身の翻しかたを魅せつけて希望を与えるとき。
ほんとは、これで終わらせないでほしい。
知恵を絞って、巧く芸能界を、日本を変えていってほしい。
そんぐらい、じつはこれはヤバい問題だと思う。






その前に私達ひとりひとりがまずは、
権力やカネに拠らない洞察力をもって積極的に意思表示すべきだね。
そんなときこそネット(というかツイッター)が味方でしょ?